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平成28年3月30日(水)
和歌山県医師会 理事 上林 雄史郞 先生、橋本市民病院 橋本市病院事業管理者 山本 勝廣 先生、紀南病院 病院長 赤木 秀治 先生、新宮市立医療センター 病院長 三木 一仁 先生、和歌山県保健所長会 会長 松本 政信 先生にご出席いただき、「平成27年度和歌山県地域医療支援センター運営委員会」を行いました。
議題
・平成27年度活動報告について
・平成28年度活動予定について
・県民医療枠及び地域医療枠医師の勤務先医療機関の報告等
・その他
平成28年度は、専門医研修プログラム合同説明会を開催し、各プログラム責任者等に内容を説明する機会を提供し、情報発信を行っていきます。
また、プライマリ・ケアセミナー及び勉強会の充実や「緊急時医師派遣・若手医師支援事業」を実施し、地域の医療機関で勤務を開始する地域医療枠一期生をサポートしていきます。
今後も医師のキャリア形成支援、指導体制強化等に取り組んで参ります。
平成28年2月20日(土)14:00~16:15
一般社団法人日本遠隔医療学会 常務理事 長谷川 高志 先生、旭川医科大学 医工連携総研講座 特任教授 守屋 潔 先生を講師としてお迎えし、平成27年度和歌山地域医療マネジメント研究会第1回学術講演会を開催しました。
参加者は55名。
長谷川先生には「遠隔医療について」という演題で、守屋先生には「北海道における遠隔医療の取り組みについて」という演題でご講演いただきました。
平成28年2月13日(土)16:00~18:00
洛和会丸太町病院 救急・総合診療科 医長 上田 剛士 先生を講師としてお迎えし、平成27年度第3回プライマリ・ケアセミナー『身体診察だけでここまでわかる!日常診療に潜む落とし穴!』を開催しました。
医師、研修医、学生等の合計36名が参加し、講義やグループディスカッションを通して診療に必要な知識等を学びました。
平成27年12月13日(金)10:00~16:00
京都府立医科大学眼科学教室 加藤 浩晃 先生、京都市立病院眼科 三重野 洋喜 先生を講師としてお迎えし、平成27年度第2回プライマリ・ケアセミナー『プライマリ・ケア医のための眼科ワークショップ』を開催しました。
医師、研修医、学生等の合計36名が参加し、講義や実習を通して診療に必要な知識等を学びました。
平成27年12月5日(土)、6日(日)
初期研修医を指導する指導医養成のため、和歌山県内の病院に勤務する医師を対象とした指導医講習会を今年度も開催しました。
筑波大学地域医療教育学、同附属病院 総合臨床教育センター・総合診療科 教授・部長 前野 哲博 先生を主催責任者に迎え、厚生労働省が定める「医師の臨床研修に係る指導医講習会の開催指針」に則った講習会として行いました。
講習会内容は、「研修指導で困っていること(KJ法)」、「研修医のプロフェッショナリズム教育」、「安全で効果的な臨床技能教育」、「効果的なカンファレンスの進め方」、「指導医に求められる役割」、「研修医のメンタルヘルスケア」、「フィードバックとは」、「医師臨床研修制度の理念と概要」等。講義やグループワークを交え2日間で合計16時間の講習を40名が修了しました。
この講習会修了者にアンケートを行ったところ、内容で特に好評だったテーマは「研修医のメンタルヘルスケア」、「フィードバックとは」、「忙しい臨床現場でのフィードバック技法」でした。
また、「フィードバックの方法等、具体的な内容が多く良かった」、「ロールプレイ等、実習をたくさん取り入れていて理解しやすかった」、「日頃から研修医指導するにあたり、問題点と考えている点を的確にレクチャー・グループワークを通して、解決策を考える機会となった」等の感想がありました。
平成27年11月3日(火)9:00~18:40
今年度に初期臨床研修を修了する予定の県民医療枠及び地域医療枠医師を主な対象として「第2回ICLS講習会」を開催しました。
臨床研修1年目の4月に実施している「AHA-BLSヘルスケアプロバイダーコース」で学んだ成人の心肺停止に対する初期対応やAED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生法(CPR)の復習を行うと共に、薬剤・高度な気道確保器具・除細動器などを用いて、より高度な二次救命措置を学びました。
平成27年9月5日(土)9:00~17:30
今年度に初期臨床研修を修了する予定の県民医療枠及び地域医療枠医師を主な対象として「ICLS講習会」を開催しました。
臨床研修1年目の4月に実施している「AHA-BLSヘルスケアプロバイダーコース」で学んだ成人の心肺停止に対する初期対応やAED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生法(CPR)の復習を行うと共に、薬剤・高度な気道確保器具・除細動器などを用いて、より高度な二次救命措置を学びました。
平成27年9月2日(水)15:40~16:20
和歌山県立橋本高等学校を訪問し、県民医療枠、地域医療枠についての説明会を行いました。
受講者は教員の方と生徒とをあわせて5名。
「推薦入試の希望者は多いが、受験者が少ないのはなぜか」「国家試験に向けての大学のサポートはあるのか」等の質問がありました。
平成27年9月1日(火)15:45~16:35
和歌山県立桐蔭高等学校を訪問し、県民医療枠、地域医療枠についての説明会を行いました。
受講者は教員の方と生徒とをあわせて34名。
「県民医療枠のメリットを簡単に説明すると何か」「偏差値の高い医学部と低い医学部の違いは何か」等の質問がありました。
平成27年8月29日(土)、30日(日)
「紀伊半島地域医療連絡協議会」は、三重大学・奈良県立医科大学・和歌山県立医科大学の3県の医学部生、初期臨床研修医、教員等が一堂に会し、紀伊半島の地域医療、特にへき地医療について協議することにより、連携体制を構築するとともに、地域医療に貢献する医療人を育成することを目的として輪番制で開催しています。
今年度は本学主催で高野山にて開催しました。
学生、研修医、各大学の教職員、各県の医療行政担当者の総勢52名が参加しました。
【1日目】
15:30~ コーディネーター会議
・専門医制度を考えた地域枠のキャリア形成について
・次年度の開催について
17:00~ 講演「超高齢化地域における総合診療と公立病院統合・再編事業」
講師 奈良県立五條病院 院長 松本 昌美 先生
【2日目】
9:00~ ケースカンファレンス「総合診療医の考え方」
講師:橋本市民病院 橋本 忠幸 先生
司会進行:医療法人 明雅会 こだま小児科 児玉 和彦 先生
10:30~ グループワーク「地域診療医に必要なもの」
平成27年8月22日(土)12:30~17:00
地域医療への関心を深めてもらうため、和歌山県立医科大学医学部オープンキャンパスに参加し、「地域医療の現状」について説明を行いました。
今回のオープンキャンパスには265名の高校生が参加。
地域医療枠及び県民医療枠について理解してもらうため、生協カフェテリアにおいて説明会も行いました。
平成27年8月20日(木)~22日(土)
病院研修は、県内へき地等の医療現場で実習・見学を行い、地域医療の魅力や特性を理解し、地域医療に従事する医師の役割及び責任についての認識を深めることを目的に実施しています。
平成25年度からは、和歌山県出身の自治医科大学学生も参加する合同研修として実施してきましたが、今年度から近畿大学医学部和歌山県地域枠学生も参加し、三大学の医学生が合同でへき地診療所などでの実習やへき地医療拠点病院などの見学を行いました。
今年度の参加者は、本学医学部地域医療枠1~5年生、自治医科大学医学部1~5年生及び近畿大学医学部和歌山県地域枠学生の合計48名。
本学地域医療枠4~5年生と自治医科大学学生は、20日(木)~21日(金)の2日間、8グループに分かれて、病院・診療所実習を行いました。
[実習先:高野山総合診療所、国保野上厚生総合病院、にしもと内科クリニック、紀美野町国民健康保険国吉・長谷毛原診療所、日高川町国民健康保険寒川診療所、白浜はまゆう病院、国保すさみ病院、那智勝浦町立温泉病院]
本学地域医療枠1~3年生と近畿大学医学部和歌山県地域枠学生は、21日(金)に南和歌山医療センター及び紀南病院を訪問し、病院からの概要説明やその病院で勤務する医師の話を聞いた後、院内の見学を行いました。
見学終了後は、地域医療支援センターにおいて「地域に求められる医師像とは?」というテーマでグループワークを行いました。
最終日の22日(土)は、本学地域医療枠学生と近畿大学医学部和歌山県地域枠学生は地域医療支援センターにおいて本学救急・集中治療医学教室 加藤 正哉 教授による講演会及び病院実習発表会を行い、自治医科大学学生は和歌山市において実習報告会を行いました。
研修終了後の学生アンケートでは、「往診などあまり体験できないことを経験できて良かった」「実際に地域医療に従事している人から話を聞けたのが良かった」「加藤先生の講演は非常にわかりやすく興味をそそる内容であり、地域でのモチベーションや医師としての心構えなど今後の参考にしていきたいです」などの感想がありました。
平成27年8月3日(月)13:30~14:20
和歌山県立日高高等学校を訪問し、県民医療枠、地域医療枠についての説明会を行いました。
受講者は4名。
「和医大に留学制度はあるのか」「他の医大と比べて“ここは違う”という特徴はあるのか」等の質問がありました。
平成27年7月31日(金)19:00~20:30
「平成27年度第1回プライマリ・ケアセミナー」を開催しました。
今回は徳田 安春 先生を講師としてお迎えし、「総合診療スキルアップのやり方」という演題でご講演いただきました。
平成27年7月21日(火)17:00~17:40
和歌山信愛高等学校を訪問し、県民医療枠、地域医療枠についての説明会を行いました。
受講者は教員の方と生徒とをあわせて14名。
「様々な専門医があると思うが、地域医療を担うのは総合診療専門医になるのか」「地域医療枠出身者が卒後9年間の間に妊娠や出産する場合はどうなるのか」等の質問がありました。
平成27年7月13日(月)16:00~16:40
和歌山県立向陽高等学校を訪問し、県民医療枠、地域医療枠についての説明会を行いました。
受講者は教員の方と生徒とをあわせて10名。
「初期研修が終わって進む科を選ぶとき、科によって偏りはあるのか」「博士号を取るとどんなメリットがあるのか」等の質問がありました。
平成27年7月13日(月)14:50~
来春、県民医療枠、地域医療枠の三期生が卒業を迎えます。
卒業後9年間の和歌山県内での研修に入るにあたり、和歌山県庁を訪問し、下副知事から激励を受けました。
平成27年7月3日(金)14:00~15:00
和歌山県立田辺高等学校を訪問し、県民医療枠、地域医療枠についての説明会を行いました。
受講者は教員の方と生徒とをあわせて21名。
「県民医療枠や地域医療枠で入学した場合、海外留学ができるのは、卒後10年目以降になるのか」「県民医療枠や地域医療枠でも研究はできるのか」等の質問がありました。
平成27年6月22日(月)16:50~17:35
開智高等学校を訪問し、県民医療枠、地域医療枠についての説明会を行いました。
受講者は教員の方と生徒とをあわせて18名。
「県民医療枠は博士号の取得を目標としていると思うが、一般枠よりも勉強は大変なのか」等の質問がありました。
平成27年6月19日(金)16:00~16:40
近畿大学附属和歌山高等学校を訪問し、県民医療枠、地域医療枠についての説明会を行いました。
受講者は教員の方と生徒とをあわせて29名。
「県民医療枠は和歌山県内で9年間勤務するが、勤務する病院は選べるのか」という質問がありました。
平成27年6月15日(月)16:00~16:45
和歌山県立新宮高等学校を訪問し、県民医療枠、地域医療枠についての説明会を行いました。
受講者は教員の方と生徒とをあわせて9名でした。
平成27年6月9日(火)16:30~17:10
智辯学園和歌山高等学校を訪問し、県民医療枠、地域医療枠についての説明会を行いました。
受講者は教員の方と生徒とをあわせて26名でした。
平成27年6月3日(水)15:30~16:30
近畿大学附属新宮高校を訪問し、県民医療枠、地域医療枠についての説明会を行いました。
受講者は教員と生徒をあわせて16名。
「和歌山県立医科大学では、災害に備えて、どのような取り組みをしているのか」「新宮市
立医療センターは規模的に大きいのか、小さいのか」「地域医療枠は平成31年度までの募集と聞くが、平成31年度で医師が充足するのか」等の質問がありました。
平成27年6月1日(月)16:40~
地域医療枠1~5年生を対象に、地域医療枠セミナーを行いました。
今回の出席者は34名。
前半30分は、地域医療支援センター、児玉医師(家庭医療専門医)の講演で、演題は『何でも診る医師になるために、学生のうちにできる3つのこと!』でした。
児玉医師の地域の医療から日本の未来を明るくするという力強いお話に、学生達も興味深く聞き入っていました。
セミナー後のアンケートでは、「自分が医師を志そうと思ったときの気持ちを思い出すことができた」「医師とは患者さんを幸せにすることであるという考え方に感動した」「今後、総合医についてのお話も聞きたい」等の意見、感想がありました。
後半30分は、自治医科大学生との夏の合同研修について説明を行い、4,5年生には、それぞれの希望等を考慮しながら実習先を決定しました。
平成27年4月24日(金)16:20~
県民医療枠・地域医療枠の新1年生を対象に説明会を開催しました。
県民医療枠・地域医療枠それぞれの卒業後研修プランやカリキュラム、制度の説明等を行いました。
平成27年4月3日(金)9:00~17:00
平成27年度に県内臨床研修病院で採用された臨床研修医(医師及び歯科医師)を対象に「AHA-BLSヘルスケアプロバイダーコース」を開催しました。
成人及び小児・乳児の心肺停止に対する初期対応を身につけるための一日コースで、AED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生法(CPR)や窒息の解除方法なども学びました。
今回は、和歌山県立医科大学附属病院、日本赤十字社和歌山医療センター、紀南病院、橋本市民病院、和歌山生協病院より、新規採用臨床研修医(医師及び歯科医師)合計88名が受講し、全員が修了してヘルスケアプロバイダー資格を取得しました。