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医師を目指す方へ

先輩からのメッセージ


地域医療枠11期生
百名 孝太

 医師を志す皆様へ
 和歌山県立医科大学は、県内唯一の医科大学として臨床、研究、教育の全ての分野において和歌山県の医療の中核をなしています。そして、最先端の医療を提供すると同時に、地域医療枠を設置することで、県内の医師不足の地域に医療を提供する体制を整えています。  超高齢化社会と呼ばれる現代においては、高血圧症や糖尿病など複数の基礎疾患を持つ患者さんが多く、こうした患者さんと向き合い、深く関わりながら地域に住む方々全体の健康を守り、支える医師が必要とされています。  地域医療枠では、こうしたプライマリ・ケアの志を育む一環として在学中に夏季研修プログラムがあり、保健所や診療所、病院を訪れ実際の地域医療の現場見学することが出来ます。こうした貴重な経験ができるのも地域医療枠ならではのことです。  今では地域医療枠の先生方も増え、オンラインでの勉強会など、学びの機会も充実しています。  地域医療に少しでも興味がある方は、是非私たちと共に学び、将来の和歌山の地域医療を支えていきましょう。     


県民医療枠11期生
赤松 里彩

 医師を志す皆様へ

 県民医療枠は、在学中の授業、実習などは一般枠の学生と同じカリキュラムですが、それに加え、県内の病院見学や、地域医療について学ぶ機会があります。県民医療枠、地域医療枠の学生が利用できる地域医療支援センターには自習スペースがあり、学生が学べる環境が整っています。各地の学会やセミナーに参加することも推奨されており、コロナ禍においてもZoomでのイベントなど、学外の学習も積極的にサポートしてもらえます。

 また、医師として働いている県民医療枠の先輩方と交流する機会もあり、在学中から自身の将来像を考えるきっかけとなりました。

 卒後のキャリア形成については、5年生での実習を通して、実際に働く先生方から話を聞き、大学病院で学ぶことの重要さを実感しました。県民医療枠のモデルコースのように、バランスよく大学病院、地域中核病院での研修を行えることは、医師としてのキャリア形成にプラスであると感じます。

 是非皆さんも、一緒に将来の和歌山県の医療を支える医師を目指しましょう。
      


地域医療枠10期生
山本 宗汰

 医師を志す皆様へ
 地域医療枠は、プライマリ・ケアを実践し、高い総合的能力を有する医師及び医学研究者を育てることを目的とした、和歌山県からの就学資金が貸与される募集枠です。卒業後9年間のうち5年間は、へき地医療拠点病院等を中心に研修を行うことになっています。これに先駆けて、地域医療枠では夏休みに実際の地域医療の現場で実習を行うことができ、地域医療の魅力や特性、地域医療を行ううえでの医師の役割や責任について理解を深めることができます。  
 高齢化が進む日本では、糖尿病や高血圧といった基礎疾患を複数抱える高齢者が患者の中心となっています。そのため、特定の疾患に特化した専門的な医療を提供する医師の他に、患者の抱える問題を包括的に対処でき、継続的に家族及び地域という枠組みの中で診療する、プライマリ・ケアを実践できる医師も必要です。  
 和歌山県の地域医療に興味があれば、ぜひ和歌山県立医科大学で学び、和歌山に貢献できる医師を目指しましょう。   


県民医療枠10期生
西田 佳奈美

 医師を志す皆様へ
 県民医療枠では、和歌山県の地域医療に携わるとともに、国際的にも医療・医学のリーダーとして活躍できる人材を育成するため、大学入学時から卒後9年目にかけて一貫した医学教育を受けます。  
 県民医療枠の学生には、在学中から学会に参加する機会や、県内の中核病院で実習を行う機会が用意されており、早期から最先端の医学と地域医療の現場の両方に触れることができます。また、医師になられた県民医療枠の先輩方や、他学年との交流会にも参加し、和歌山の医療への関心を深め、自分の将来像を思い描くきっかけとなりました。このように地域医療支援センターによる、県民医療枠学生、医師のキャリア形成のサポートが充実しています。  
 卒後は大学病院や地域の中核病院で研修を積み、最先端医療と地域医療の両方に携わります。Common diseaseから専門的な珍しい疾患まで、幅広い分野に対応できる医師を目指します。
 ぜひ和歌山県立医科大学の県民医療枠で学び、私たちと共に和歌山県の医療を支えていきましょう。   


地域医療枠9期生
出崎 祐気

 医師を志す皆様へ
 和歌山県立医科大学附属病院は県下で唯一の大学病院として、和歌山県の医療の中核をなしており、基礎研究をはじめ臨床研究や治験を推進し、地域の特性を生かした先端医療を開発することで、より質の高い医療を提供しています。  
 高齢化が進む日本では、高血圧や糖尿病などの慢性疾患を複数抱える高齢者が患者の中心となっていきます。そのため、特定の疾患に特化した専門的な医療を提供する医師も必要ですが、それ以上に、患者の抱える問題の大部分に対処でき、かつ継続的な関係を築き、家族及び地域という枠組みの中で責任を持って診療する、いわゆるプライマリ・ケアを実践できる医師の需要が高まっています。  
 地域医療枠では、実際にそういった地域医療の現場で実習を行うことで、地域医療の魅力や特性を理解し、地域医療に従事する医師の役割及び責任についての認識を深めることができます。
 医療の専門分化はこれからも進んでいきますが、それだけでは日本の医療を支えることは不可能です。ぜひ和歌山県立医科大学で、私達と共に学び、日本の医療に貢献できる医師を目指しましょう。   


県民医療枠9期生
尾﨑 祥子



 医師を目指す皆さんへ
 県民医療枠では、和歌山県の地域医療に携わるとともに、医療・医学のリーダーとして活躍出来る医師を育成するため、入学時から卒後9年目にかけて一貫した医学教育を受けることができます。
 在学中は県内の中核病院で見学や実習をさせて頂く機会があり、県内の地域医療の現場に触れる貴重な体験になりました。また、セミナーや医師の先生方との交流会もあり、和歌山の医療への関心を深めることが出来ました。
 卒後は大学病院や地域中核病院で研修を積み、最先端医療と地域医療の両方に携わります。そのため、総合的でよくある疾患から専門的で珍しい疾患まで、幅広い分野に対応できる力を身に付けることができます。
 皆さんも是非、和歌山県の医療に興味を持って、県民医療枠での勉強を考えて頂ければ嬉しいです。


地域医療枠8期生
塩谷 一樹

 医師を志す皆様へ
和歌山県立医科大学附属病院は県下で唯一の大学病院として、和歌山県の医療の中核をなしており、基礎研究をはじめ臨床研究や治験を推進し、地域の特性を生かした先端医療を開発することで、より質の高い医療を提供しています。  
地域医療枠では、夏期休暇を利用した実習があります。1年生から4年生までは和歌山県の各地の地域医療、5年生では県外の地域医療に触れる機会があり、その中で地域医療に求められる医療や医師像などについての理解を深め、将来自分が和歌山県でどのような医療をしていきたいのかをじっくりと考えることができます。  
地域医療といえば田舎で働くだけ、というイメージが強いかも知れませんが、超高齢化社会へと突入していくこれからの日本の医療において、地域医療は今よりもっと重要な役割を担うことになります。その中でも特に高齢化が進んだ和歌山県は、未来の高齢化した日本の縮尺とも言え、視点を変えれば、和歌山県での地域医療は日本の地域医療の最先端と捉えることもできます。地域医療に少しでも興味をもって、地域医療枠での入学を考えていただければ嬉しいです。   


県民医療枠8期生
大星 瑳希子



 医師を目指す皆さんへ
 県民医療枠では、地域医療に携わるとともに、医療・医学のリーダーとして活躍できる人材を育成するために、入学時より15年間の一貫した医学教育を受けることができます。 学生の間にはセミナーや実習といった、県内で医療に従事するための準備となるプログラムが用意されています。例えば、県内の中核病院での実習では、初めて大学病院以外での診療を見学させていただき、将来働く病院がどのような病院なのかを体感することができました。
 卒業後は、和歌山県内の研修プログラムを利用して初期研修を行うことができます。和歌山県の研修プログラムは自由度が高く、最先端の医療から地域での診療まで非常に幅広い研修を受けられるため、キャリア形成の基礎となる充実した2年間を過ごすことができます。 また、初期研修終了後も大学病院と中核病院での研修を重ねることにより、より良い医師となれるようなプログラムとなっています。
 みなさんも是非、和歌山県立医科大学という最適な環境で一緒に医療を学びましょう。


地域医療枠7期生
小畑 智彦

 医師を志す皆様へ
 和歌山県立医科大学附属病院は和歌山で唯一の大学病院として、和歌山県の医療の中核をなして おり、高度な医療技術、熟練された先生方により、最先端の医療を提供しています。 地域医療枠では1年生の頃から、和歌山県の各地の地域医療に触れることのできる実習があり、 将来自分が行う地域医療に関してのイメージをする事ができます。また私は昨年、山口県での地域 医療を見学させていただく機会もあり、県外の地域医療と和歌山での地域医療の共通点や相違点を 比較する機会することもできました。このように地域医療枠では、大学で最先端の医療を学びなが ら、地域医療でプライマリケアなども学ぶことができます。  
 情熱を持って興味のある事や地域医療を学ぶ事は、自分自身が良い医者になることに繋がり、ま たその事が患者さんに良い医療を提供できる事に繋がります。  
 ぜひ和歌山県立医科大学で、私達と共に学びを大きく広げていきましょう。お待ちしています。   


県民医療枠7期生
中井 真衣



 医師を目指している皆さんへ
 県民医療枠では、大学入学時から15年間一貫した卒前卒後教育を受けることができます。 私は大学一年生の時から大学院準備過程(M.D-Ph.D.コース)で大学院の研究に参加させていた だいたり、講義を受けたりしています。学生の頃から研究に触れることで、勉学への意欲が高まり、論文に親しむことができます。  卒業後は大学病院で最先端の医療に触れながら、充実した研修プログラムで初期研修を行うことができます。その後は地域の中核病院で地域に密着した医療にも携わることができます  
 県民医療枠には医師としてのキャリア形成を行うにあたり素晴らしいプログラムが用意されています。  
みなさんも是非、私たちと一緒に和歌山県立医科大学の恵まれた環境で医療を学びましょう。     


地域医療枠6期生
Aさん

 医師を目指している皆さんへ
 本大学は和歌山の唯一の大学病院として最先端の医療技術を持ちながら、市民病院の役割も兼ね備えた病院です。本枠では1年生の頃から地域の医療に触れる実習の機会が多数あり、また在学中に自分の興味や学びを広げるきっかけとなる大学院準備コース(MD-phDコース)への参加などを通して、皆さんがどんな風に自分の力を活かしていけるのか具体的なイメージを形成していくことが出来ると思います。
 そして、どんな時でも、自分の興味や学ぶことに対する意欲を大切にすることは、将来患者さんに最高の医療を提供することに繋がると思います。
 ぜひこの和歌山で、私達とともに皆さんの学びを大きく広げていきましょう。お待ちしております。   


県民医療枠6期生
永野 翔太郎



 医師を目指している皆さん、こんにちは。
 皆さんは地域医療と聞くと最新の医療から離れてしまうというイメージがあるかもしれません。しかし県民医療枠では大学病院と地域の中核病院の両方で医療に従事することができ、大学病院では最先端の医療に、中核病院では地域密着型の医療の両方に携わることができます。それにより専門性と総合性の両方を学ぶことができる素晴らしい環境だと思います。
 私は、6年になり大学以外の地域の病院で実習をさせていただくので、そこでできるだけ多くのことを学び、和歌山の医療に少しでも貢献できるように勉学に励みたいと思っています。
 皆さんも一緒に和歌山県立医科大学で医療を学び、和歌山県の医療に貢献していきましょう。   


地域医療枠5期生
角野 直央

地域医療

 皆さんは地域医療に対してどのようなイメージをもっていますか。
 地域医療枠の学生は夏に地域医療の現場で実習の機会が設けられています。私は実習を通して医師に求められるのは全人的な診療・治療、疾病予防、患者さんとの信頼関係、限られた医療資源をカバーするだけの豊富な知識、他の医療従事者との連携だと考えています。地域医療で医師が求められる役割は多く、地域医療に従事することは医師として貴重な経験を積めるチャンスだと考えています。
 和歌山県の地域医療に少しでも貢献できるように勉学に励みたいと考えています。
 地域医療に興味をもって地域医療枠での入学を考えていただけたら嬉しいです。   


県民医療枠5期生
岡部 友香



 医師を目指しているみなさん、こんにちは。
 「地域医療」と聞くと、最新の医療からは離れてしまうように思うかもしれません。しかし、実際には大学と地域の病院との連携がしっかりしているため、最先端の医療と地域密着型医療の両方に携わることができます。
 専門性と総合性の両方を身に付けることができる環境というのは、実はとても贅沢なものだと思います。 私はいよいよ学生最後の一年を迎え、和医大以外の地域の病院でも実習させて頂くことになっていますので、医師になる前にたくさんのことを吸収したいなと意気込んでいます。
 ぜひ、和医大で医療を学び、私たちと一緒に心温かい医師を目指しましょう。   


地域医療枠第4期生
濱 裕也

若い力

 みなさん初めまして、地域医療枠第四期生の濱裕也と申します。
 高校生活を満喫されていますか?
 進路は決まりましたか?
 私もそうですが、社会の仕組みもまだあまりわからない状態で、きっと悩まれていることだと思います。
 和歌山県の医療は、地域偏在や診療科偏在など多くの問題を抱えています。
 高度な専門医療のできる医師が必要とされているのはもちろんのことですが、地域で活躍できる医師も必要とされています。
 しっかりとした経験を積めば、問診と診察だけで多くの病気を診断・治療できると言われています。
 約五年間の大学生活を終えた今、患者さんの病気だけを診るのではなく、生活環境や家族環境もしっかりみることが大切であるととても強く感じています。
 地域医療にしっかり目を向けるということは、これからの医療を考えていくうえで欠かせないことです。
 最後になりますが、私たちの若い力で和歌山の地域医療をより良いものにしていきましょう。   


地域医療枠第2期生
井上 慎吾

チャレンジ!

 私は地域医療が医師研修の一つのチャンスだと考えています。

 山が占める割合が多い和歌山県では、地域医療という観点が特に重要視されます。海岸線沿いに医師が密集するため、手薄となる山間部での適切なプライマリーケアが損なわれるからです。

 最近になってドクターヘリで拠点病院への搬送が可能となったものの、現在でも各地に医師が在中する必要があります。ここで知ってもらいたいのは、そこで診療することは自分から積極的に経験を積めるということです。

 そこでは専門分野のマニュアル通りな診療だけでなく、各科の幅広い知識や限られた医療資源での治療や判断など、はたまた住民との信頼関係といった様々なものが要求されます。これらを自分の力で、実践を通して学ぶことは将来にとって何らかのプラスになると考えます。

 これからも医師を志す皆さんが、卒後研修の一つとしての地域医療について知ることを通し、将来を考えるきっかけとなってくれると幸いです。 


地域医療枠第1期生
鐵尾 真美

私が地域医療枠を目指した理由

 私は2008年度から新たに地域医療枠と県民医療枠が設けられ医学部定員が85名となった地域医療枠第一期生です。

 私が地域医療枠での入学を希望したのは、地域医療に関心があった、人と人とのつながりを大切にする医療に携わりたい、患者さんと普段から密接に関わり充実した人生を全うするための手助けをしたいと考えたからです。

 今夏には地域に密着している病院での体験研修がありました。そして人数が限られた病院の医師として求められることは、豊富な医学的知識、経験に加えて、職場の同僚や患者さんとの良好な人間関係を築くことができる能力であると改めて実感しました。

 高齢化が進む地域の医療課題は、単に医師だけで解決できるものではありませんが、今後も日々勉学に励み、和歌山県民をはじめとする多くの人に理想とする医療を届けられる医師としての道を歩んでいきたいと思います。

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